孤独な大学生活

 

 入学してすぐ、当たり前ですが新入生全員で集まると当然ですが知り合いはほとんどいません。入学式を経て、いざ指定された教室に入ればほぼ初対面で、この時点で私はこの大学じゃ無理だとこの時は完全に思っていました。そして、私はこの時点で「もう大学は大卒の単位を得るための場所として割り切ろう」と完全に割り切っていました。

 

 前期の授業が始めるほんの少し前、新入生全員で親睦を深めるためのいわばオリエンテーション目的の合宿に仕方なく参加しました。これは自戒なのですが、私はバスで隣の人が一生懸命仲良くしようと話しかけていたにも関わらず、ほとんど適当に返事してごまかすという訳の分からない、今考えれば本当に失礼なことをしていました。

 この日の夜、同じ部屋だったメンバーが夜に私に気を使ってババ抜きをみんなでしました。しかし、私は今後一切、この部屋のメンバーとは今後ほとんど会話という会話をしませんでした。

 

そして前期の授業が始めると、さっそく授業の課題が出始め、私は新生活になれるのと課題の淘汰で忙しくなっていきました。そしてここから大学の勉強とYouTubeの往復という状態を延々と続ける生活が始まったのです。