私が大学2年にして一気に断崖絶壁まで追い詰められた話

て、ここ数か月の休養のおかげで、私はすこぶる快調です。Twitterでは、皆さんの頑張りで僕も励まされています。ありがとうございます。

 

 話を本題に戻して、大学1年の時から既に兆候も見え始めていましたが、何とか乗り越えることができました。

 

 問題は、大学2年生の時です。

前期の最初の日、私を含めた新2年生全員が集まる機会があり、2年生からお世話になる先生方の中に、異常に嫌味っぽいとある教授がいました。

 「最近の若いヤツは・・・」と偉そうに言う、まさに典型的なあの嫌な感じです。この教授は講義中にも学生の悪口ばかりを言い、今思えば、正直学ぶものが何もありませんでした。ある時には、「そんなんじゃ社会じゃ・・・」と、こりゃまた典型的な嫌味ばかり言ってきます。そんな人の話を真剣に聞きたいなんて思うはずがありません。この教授の講義に限って、必修なのです。本当にストレスのたまる日々でした。

 あの頃私は19歳です。まだ社会のことを良く知らず、教授に限らずいろんな大人の言うことがすべてのように感じてしまいます。社会人経験もまともにない大学の教授が、どうして世の中をなんでも知ったような振る舞いを見せられるのか疑問です。

 今では教授、先輩が偉そうにしても、気にすることはありません。彼らは経験が長いわけではなく、1年分の経験を数年、もしくは数十年分繰り返しているだけです。これは、学部、院と続いて在籍するとよくわかります。

 

 私が今思い出しても本当に地獄だったのは、先ほどの講義もそうでしたが、2年生から学科の専門科目として始まった、実験の授業でした。あの授業は本当に憂鬱で、自分からみるみる崖に飛び込もうとしているような、そんな感覚に襲われました。

 

 実験は全部で5種類ありました。この実験の中には、まさに先ほど話した教授が担当のものもありました。しかし、ここで私はいきなり大きなしくじりをしてしまい、精神がどん底に突き落とされるような目に遭うことになったのでした。